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大阪バリアフリー2009における「ふくせんイベント」レポート
4月16日(木)〜18日(土)の3日間、第15回総合福祉展のバリアフリー2009(主催は社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会、テレビ大阪)がインテックス大阪において開催されました。本会は、ブースでの展示のほか、初日の16日に「特別トークイベント」、16日〜18日の三日間の各日、「福祉用具公開事例検討会」の啓発イベントを実施。定員をはるかに超える多くの来場者がイベント会場を訪れました。本会では、バリアフリー2009を実質的な発表の場と位置づけ、「福祉用具個別援助計画書・標準様式」(以下「標準様式」)の開発を進めてきましたが、これらのイベントを通じて、多くの方にこの標準様式の意義や、使用方法などを伝えることに努め、大きな成果をあげることができました。なお、バリアフリー2009の出展者数は269社・団体、来場者数は三日間で91,172人となっています。
特別トークイベント「乗り遅れるな!本物の福祉用具貸与の時代がやってくるぞ!全国福祉用具専門相談員協会理事、大いに語る」を実施
4月16日(木)、13時から14時30分、バリアフリー2009の特別講演枠で、本会主催の特別トークイベントをインテックス大阪・国際会議ホールで開催しました。当初は定員を200名としていましたが、当日参加の申込みが多かったことから、急遽、定員を超える350人の席を用意するなど、多くの方々にご参加頂きました。今回の企画は、去る2月21日に、東京・東商ホールで行った記念トークセッションの第二弾として開催したものです。東京では、本会の白澤政和理事がコーディネーターを務め、福祉用具専門相談員に期待を寄せる6人のパネラーから、本会や専門相談員に対する提言を述べて頂きました。そして、これを受けてここ大阪では、本会理事がパネラーとなって、今後の取り組みを述べるという一連の企画となっています。プログラムでは、最初に会長の山下一平氏が主催を代表して開会挨拶に立ちました。続いて「特別トークイベント」では、沖藤典子氏がコーディネーターとなって、本会理事の白澤政和氏、東畠弘子氏、酒井博人氏、岩元文雄氏がパネラーとなって、今回開発した標準様式を中心に、福祉用具貸与サービスの質の向上や、福祉用具専門相談員の専門性の確立など、それぞれの立場から発言してもらいました。また、地元の大阪介護支援専門員協会から、同旭区支部長の海原義公氏にゲストパネラーとしてご出演頂き、ケアマネジャーの立場から福祉用具専門相談員に対する意見、要望などを述べて頂きました。最後に、パネラーも務めた理事の白澤政和氏から、会を代表して閉会の挨拶があり、イベントを終了しました。(出演者の発言内容は後日ホームページで紹介します)
■開会 山下一平(全国福祉用具専門相談員協会 会長)
■特別トークイベント
「乗り遅れるな!本物の福祉用具貸与の時代がやって来るぞ!
全国福祉用具専門相談員協会理事、大いに語る」
コーディネーター
沖藤典子氏(ノンフィクション作家、厚生労働省社会保障審議会・介護給付費分科会委員)
パネラー
白澤政和氏(本会理事、大阪市立大学大学院生活科学部教授)
東畠弘子氏(本会理事、福祉ジャーナリスト、国際医療福祉大学大学院博士課程)
酒井博人氏(本会理事、綜合メディカル株式会社代表取締役社長)
岩元文雄氏(本会理事、株式会社カクイックス ウイング代表取締役社長)
ゲストパネラー
海原義公氏(社団法人大阪介護支援専門員協会旭区支部長)
■閉会 白澤政和(全国福祉用具専門相談員協会 理事)
 
バリアフリー・ワークショップで「福祉用具公開事例検討会」を実施
4月16日(木)〜18日(土)の三日間の各日、バリアフリー2009の第1セミナー会場において、「福祉用具公開事例検討会」を実施しました。昨年に続き、今回は2回目の出展です。この企画は、講師のコーディネートのもと、全国から募集に応じて集まった福祉用具専門相談員が、具体的な事例に対して、福祉用具による援助方法を発表し合うものです。講師には、福祉用具による援助技術では全国的にも有名な三人の先生にお願いしました。第一日目は加島守先生、第二日目は金沢善智先生、第三日目は市川洌先生です。一回のプログラムには、6名の福祉用具専門相談員が発表者となり、三日間のトータルで18名の方々にご出演頂きました。発表者は、本会が開発した「福祉用具個別援助計画書」に援助方法を事前に書き込んで頂き、当日、これをスクリーンに映して発表。全員が同じ標準様式を使うことで、それぞれが判断した援助における課題や、選定理由などの違いが明確となり、来場者の大きな関心を呼んでいました。また、今回は初の試みとして、事例の提供者を会場に招き、実際のご利用者の状況や、具体的なサービス提供状況など、検討にあたって必要な生の情報を交換しながら進めるなど、サービス提供現場をリアルに再現する形で運営を行いました。(詳細の資料等は後日ホームページで紹介します)
【16日】テーマ「在宅生活を続けていきたい。」
16日のワークショップ
<講師>
加島 守氏(高齢者生活福祉研究所 所長)
<発表者>
天野伸彦氏(株式会社カクイックス ウィング/鹿児島県)
今村昭洋氏(株式会社ポート・リハビリサービス/兵庫県)
橋爪成裕氏(川村義肢株式会社/大阪府)
水谷好美氏(株式会社ヤマシタコーポレーション/神奈川県)
山口剛氏(日本基準寝具株式会社/広島県)
山根寿朗氏(綜合メディカル株式会社/大阪府)
【17日】テーマ「福祉用具を利用し、安全な動作を確保・介助力の軽減」
17日のワークショップ
<講師>
金沢 善智氏(目白大学保健医療学部理学療法学科 教授)
<発表者>
伊藤崇氏(株式会社蔵王サプライズ/宮城県)
今村健司氏(株式会社ヤマシタコーポレーション/東京都)
野田和利氏(川村義肢株式会社/大阪府)
林敬祐氏(綜合メディカル株式会社/大阪府)
緑川浩郎氏(株式会社同仁社/福島県)
山口健太郎氏(綜株式会社ひまわり/兵庫県)
【18日】テーマ「福祉用具導入、住宅改修を組み合わせた生活環境の整備」
18日のワークショップ
<講師>
市川 洌氏(福祉技術研究所株式会社 代表)
<発表者>
大角ゆう子氏(株式会社ヤマシタコーポレーション/京都府)
山崎剛氏(株式会社ウィズ/大阪府)
成田朋広氏(東洋シルバーサービス株式会社/青森県)
清時正樹氏(川村義肢株式会社/大阪府)
武部大志氏(日本基準寝具株式会社/広島県)
柚木康彰氏(株式会社カクイックス ウィング/宮崎県)
 
バリアフリー2009で「ふくせん」ブースを開設、標準様式の普及・啓発に努める
本会ではバリアフリー2009の会期中の三日間、ブースを設けて説明員を配置。ブースでは、来場した会員との情報交換をはじめ、今回、公表した「福祉用具個別援助計画書・標準様式」の普及・啓発のための資料配布と説明、会員の募集活動、賛助会員の商品カタログや各種リーフレット等の配布などを積極的に行いました。特に、本会主催の「特別トークイベント」、「福祉用具公開事例検討会」では、「福祉用具個別援助計画書」を強くアピールし、併せて、ブースで白紙の標準様式を配布したことから、イベント終了後には多くの来場者がブースを訪れ、用意した500部の標準様式もすべて配布できました。ブースへの来場者は、既に個別援助計画書を作成している事業者の方や、今後、導入を検討している方、地域の公的機関の方で、個別援助計画書の作成研修を予定している方など、様々な目的をもった方々で、情報交換を通じて、標準様式の普及に努めました。(「福祉用具個別援助計画書」のコーナーはこちらから)
 
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