本会は、去る6月23日(火)、東京・弘済会館において「平成21年度定期総会」を開催しました。会の冒頭、山下会長から、「2050年には人口の5人に2人が高齢者。自立を支援する福祉用具サービスの健全な発展がないと、超高齢社会を乗り切れない。そのためにもサービス供給を担う専門職の育成は必須の命題といえる。この社会的使命を踏まえ、今後も活動していきたい」と、主催者を代表して挨拶がありました。続いて、厚生労働省老健局の土生栄二振興課長から来賓の祝辞をいただきました。挨拶では、次期制度改正に関連して、「今後、『介護保険における福祉用具給付のあり方検討会』において、サービスも含めた給付の在り方を検討していきたい」としたうえで、「人の手による介護サービスと同様、福祉用具の役割もある。検討会の議論も踏まえながら、例えば、協会が取り組む『福祉用具個別援助計画書』などもひとつの方法として、サービスの質の向上に取り組んでほしい」としていました。
山下会長 厚労省老健局 土生振興課長