大会名称 | 第5回福祉用具専門相談員研究大会 |
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開催日 | 2024年6月19日(水) |
会場 |
千里ライフサイエンスセンター (大阪府豊中市新千里東町1-4-2) |
大会テーマ |
未来を支える福祉用具サービスの可能性 〜 ご利用者が自分らしく生きていくための福祉用具専門相談員の使命と役割 〜 |
大会長 | 記虎 孝年(関西シルバーサービス協会 理事長) |
主催 | 第5回福祉用具専門相談員研究大会実行委員会 |
共催 |
(一社)全国福祉用具専門相談員協会(ふくせん) (一社)日本福祉用具供給協会(日福協) |
この度、第5回福祉用具専門相談員研究大会は、初めての地方開催となる大阪で開催されることとなりました。福祉用具専門相談員の研究大会が、今後全国に普及していく布石として期待されているところです。
今回の大会テーマは、「未来を支える福祉用具サービスの可能性」としました。日本の高齢化率が、総人口の減少と少子化の進行が相俟って2050年には約40%に達しようとしている中において、生産年齢人口は減少の一途をたどり、ますます介護分野の人材が不足し、生産性の低下が懸念されているところです。
そうした状況下でも、ご利用者が住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくための一助となるのが福祉用具専門相談員の存在です。福祉用具専門相談員には、ご利用者やご家族が抱えている生活の課題を住環境整備や福祉用具サービスの提供によって解決し、ご本人の自発的な生活意欲の向上につなげ、望んでおられる生活を実現するための使命と役割があります。
地域包括ケアシステムの構築が推進される中で、医療と介護の連携のもと、福祉用具の専門職として、サービス担当者会議や地域ケア会議で発言する場も増えてきました。一方で、給付の最適化の観点においては、我々福祉用具専門相談員は、科学的根拠に基づいた情報をケアチームに提供し、福祉用具の利用効果についてエビデンスを示していく取り組みが求められているのです。
2024年は、医療・介護・障害福祉サービスのトリプル改正の年です。すべての人がお互いの人権と尊厳を大事にして生きていけるインクルーシブな共生社会の実現に向けて、我々福祉用具専門相談員は、その職域である安心・安全・快適な福祉用具サービスの提供を通した貢献を果たせるよう、自らの資質向上と自己研鑽は必要不可欠です。
この研究大会は、福祉用具専門相談員にとって、発表を通した学びの場となります。福祉用具専門相談員としての資質を磨き、社会的地位と信頼性の向上のためにも、多数のご参加をお待ちしております。
発表エントリー | 2024年1月31日(水) |
抄録原稿提出 | 2024年2月29日(木) |